ローン返済で悩んでいる方(任意売却)

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住宅ローンの返済で悩んでいるなら~任意売却~

「住宅ローンが支払えない……」
「競売通知が届いてしまった……」

住宅ローンを組んだときには予想していなかった事態になり、返済ができず困っている……という場合には、任意売却という選択肢があります。任意売却は、競売よりも有利な方法です。こちらでは、尼崎市の有限会社カズコーポレーションが任意売却についてご紹介します。

任意売却とは?

任意売却とは?

住宅ローン滞納すると、債権者である金融機関は抵当権に従って不動産を差し押さえ、競売にかけようとします。しかし競売は、市場価格よりも大幅に低く売却されてしまう上に、競売にかけられたことが近隣の方にも知られてしまいます。そこで、競売を避けるための手段として挙げられるのが任意売却です。

任意売却とは、任意売却を専門とする不動産業者が債務者との間に入り、交渉によって抵当権を外すなどした上で、一般市場で不動産を売却する方法です。競売よりも2~4割高く売却でき、債権者・債務者ともにメリットがあります。さらに、競売のように近隣の方に事情を知られることもありません。

任意売却と競売の比較

任意売却の最大のメリットは、競売を避けられることです。それに加えて、競売と比べると以下のようなメリットがあります。

  任意売却 競売
売買価格 市場の相場に近い価格で売却でき、残債を減らせます。 裁判所が決めた売却基準価格(時価のおよそ70%)から、20%下回る額で入札が可能なため、多くの債務が残ってしまいます。
余剰金 引っ越し費用や生活資金を手元に残せるよう、債務者と交渉することが可能です。 売却代金のすべてが債権者への支払いに充てられるため、手元にお金は残りません。
引越時期
引越先
引っ越し時期の希望も、ある程度考慮してもらうことが可能です。また不動産会社が、引っ越し先を探すお手伝いもできます。 落札者の都合ですべてが決められるため、債務者の都合は一切汲まれることなく立ち退きを迫られます。
残債務 少しずつ無理のない額で返済できるよう、交渉が可能です。 競売後にも残債務の支払いが続きます。通常返済方法の相談などはできず、債務者自身で残債務の処理方法を探さなくてはなりません。
プライバシーの
保護
通常の仲介売却と変わらず、ご近隣の方に事情を知られることなく売却が可能です。 競売物件としてチラシやインターネットで公開されたり、競売業者が聞き込みに回ったりして、近隣の方に事情を知られてしまいます。
生活再建 残債務の返済方法もめどが立ち、生活再建に向けて前向きにスタートが切れます。 残債務の返済もあり、先行きが見えず心理的にも負担を抱えてしまいます。

任意売却が可能な期間

任意売却は、時期を逃すと行えなくなります。早めの検討をおすすめします。

ローン滞納の時期 状況 任意売却の可否
滞納前 まだ支払えているものの、苦しくなってきました。早めに対策を考えましょう。 できる
滞納3ヶ月以内 ローン滞納について、金融機関から督促状や一括弁済通知が届いています。このままでは競売にかけられてしまいます。 できる
滞納4ヶ月以内 不動産の競売開始通知が届きました。通知の到着から4~5ヶ月で競売が開始されます。 できる
滞納5ヶ月まで以上 もうすぐ競売が開始されてしまいます。裁判所から競売の執行官が調査に来て不動産の写真を撮影したり、不動産関係者が訪問したりすることがあります。 できる
それ以降 競売が開始されてしまいました。もう任意売却はできず、立ち退きを強制されます。ここまで来る前に、任意売却を検討しましょう。 できない